テクニカルSEOチェックリスト:30項目
テクニカルSEOは、検索エンジンがウェブサイトを正しくクロール、インデックス、理解するための基盤です。コンテンツがどれだけ優れていても、テクニカルな問題があれば上位表示は困難です。
このチェックリストでは、2026年に確認すべきテクニカルSEOの30項目を、カテゴリ別に整理して解説します。
クロールとインデックス(項目1〜7)
1. robots.txtの最適化
robots.txtファイルは、検索エンジンのクローラーにどのページをクロールすべきか、どのページを無視すべきかを指示します。
確認ポイント:
- robots.txtが正しく設置されているか
- 重要なページをブロックしていないか
- サイトマップのURLが記載されているか
- Googlebot、Bingbotへのアクセス許可が適切か
2. XMLサイトマップの作成と送信
XMLサイトマップは、検索エンジンにサイトの全ページ構造を伝える地図です。
- すべての重要ページが含まれているか
- noindexページが含まれていないか
- 最終更新日(lastmod)が正確か
- Google Search ConsoleとBing Webmaster Toolsに送信されているか
3. クロールバジェットの管理
Googleがサイトをクロールする際のリソース(クロールバジェット)には限りがあります。
- 不要なパラメータURLをブロックする
- 低品質ページのクロールを制限する
- 内部リンク構造を最適化してクロール効率を上げる
- サーバー応答時間を短縮する
4. インデックスカバレッジの確認
Google Search Consoleの「ページ」レポートで、インデックスの状態を定期的に確認します。
- インデックスされているページ数
- 除外されているページとその理由
- エラーのあるページの修正
- 「クロール済み - インデックス未登録」の原因調査
5. noindexタグの適切な使用
インデックスさせたくないページには<meta name="robots" content="noindex">を設定します。
noindexを設定すべきページ:
- タグページ、アーカイブページ(コンテンツが薄い場合)
- 検索結果ページ
- プライバシーポリシー、利用規約
- テスト・開発ページ
6. canonical URLの設定
同一または類似のコンテンツが複数のURLに存在する場合、canonical URLで正規版を指定します。
- 自己参照canonicalが設定されているか
- www/non-www、http/httpsの統一
- パラメータURLの正規化
- ページネーションでのcanonical設定
7. hreflangタグの設定(多言語サイト)
多言語・多地域サイトでは、hreflangタグで言語と地域の関係を検索エンジンに伝えます。
- 各言語ページに正しいhreflangが設定されているか
- 双方向の参照が完全か
- x-defaultが設定されているか
**DexterGPT**は、テクニカルSEOの問題を自動検出し、ワンクリックで修正を適用。robots.txt、canonical、サイトマップの問題もパネルから離れることなく解決できます。
サイト速度とパフォーマンス(項目8〜14)
8. Core Web Vitalsの最適化
Googleの3つのCore Web Vitalsは直接的なランキング要因です。
LCP(2.5秒以内): 画像圧縮、CDN利用、サーバー応答時間の短縮
INP(200ms以内): 不要なJavaScriptの削減、メインスレッドのブロック回避
CLS(0.1以下): 画像・広告にサイズ属性を指定、動的コンテンツの安定化
9. 画像の最適化
画像はページの読み込み時間に大きく影響します。
- WebPまたはAVIF形式を使用する
- 適切なサイズにリサイズする
- lazy loading(遅延読み込み)を実装する
- alt属性を記述する
- CDNから配信する
10. JavaScriptの最適化
過剰なJavaScriptはページ速度を劣化させます。
- 不要なスクリプトを削除する
- async/deferで読み込みタイミングを最適化する
- コード分割(Code Splitting)を実装する
- 未使用CSSを除去する
11. サーバー応答時間(TTFB)
Time to First Byte(TTFB)は200ms以内が理想です。
- 高品質なホスティングを選択する
- CDNを導入する
- データベースクエリを最適化する
- キャッシュ(ブラウザ、サーバーサイド)を活用する
12. ブラウザキャッシュの設定
リピーターのページ読み込みを高速化するため、適切なキャッシュヘッダーを設定します。
- 静的ファイルに長いキャッシュ期間を設定
- Cache-Control、Expiresヘッダーの最適化
- ETags の活用
13. Gzip/Brotli圧縮の有効化
テキストベースのリソース(HTML、CSS、JavaScript)を圧縮して転送サイズを削減します。Brotli圧縮はGzipよりも効率的です。
14. レンダリングブロッキングリソースの排除
CSS・JavaScriptファイルがページのレンダリングをブロックしないよう、クリティカルCSSのインライン化と非クリティカルリソースの遅延読み込みを実装します。
モバイル対応(項目15〜18)
15. レスポンシブデザイン
Googleはモバイルファーストインデックスを採用しています。モバイル版のサイトが評価の基準です。
- すべてのデバイスでレイアウトが正しく表示されるか
- viewportメタタグが設定されているか
- タップターゲットが48px以上か
- フォントサイズが読みやすいか
16. モバイルページ速度
モバイルユーザーの53%は、3秒以内に読み込まれないページを離脱します。
- モバイル専用のPageSpeed Insightsテストを実施
- 画像のモバイル最適化
- 不要なポップアップの排除
17. モバイルユーザビリティ
Google Search Consoleの「モバイルユーザビリティ」レポートでエラーを確認します。
- テキストが小さすぎないか
- クリック可能な要素が近すぎないか
- コンテンツが画面幅を超えていないか
18. AMP(Accelerated Mobile Pages)の評価
AMPは必須ではありませんが、特定のケースでは有効です。ニュースサイトやシンプルなブログコンテンツではまだ効果があります。ただし、2026年ではCore Web Vitalsを満たすレスポンシブサイトが主流です。
セキュリティとURL構造(項目19〜23)
19. HTTPS化
SSL/TLS証明書は必須です。HTTPSでないサイトはブラウザに「安全ではありません」と表示され、ランキングにも悪影響があります。
- すべてのページがHTTPSか
- HTTPからHTTPSへの301リダイレクトが設定されているか
- Mixed Content(混合コンテンツ)がないか
20. URL構造の最適化
SEOフレンドリーなURL構造を維持します。
良い例: example.com/blog/keyword-research-guide
悪い例: example.com/p?id=123&cat=5
- 短く、説明的で、キーワードを含む
- 小文字を使用する
- ハイフンで単語を区切る
- 不要なパラメータを避ける
21. 301リダイレクトの管理
URLを変更した場合は、旧URLから新URLへの301リダイレクトを設定します。
- リダイレクトチェーン(複数段階のリダイレクト)を避ける
- リダイレクトループがないか確認
- 404ページを定期的にチェック
22. 404エラーページの最適化
404ページが発生するのは避けられませんが、ユーザーフレンドリーに対応します。
- カスタム404ページを設計する
- サイト内検索やトップページへのリンクを提供する
- 重要な404ページへのリンクを修正する
23. パンくずリストの実装
パンくずリスト(Breadcrumb)は、サイト階層をユーザーと検索エンジンの両方に伝えます。
- BreadcrumbList構造化データを実装する
- 論理的な階層構造を反映する
- すべてのページにパンくずリストを表示する
**DexterGPT**のテクニカルSEO自動化機能は、問題の発見から修正まで技術知識不要で実行可能。canonical、リダイレクト、速度の問題をワンクリックで解決します。
構造化データ(項目24〜26)
24. Schema.orgマークアップの実装
構造化データは、コンテンツの意味を検索エンジンに機械可読な形式で伝えます。
推奨スキーマタイプ:
- Article(ブログ記事)
- FAQPage(よくある質問)
- HowTo(手順ガイド)
- LocalBusiness(ローカルビジネス)
- Product(製品)
- Organization(組織)
- BreadcrumbList(パンくずリスト)
25. リッチリザルトのテスト
Google Rich Results Testツールで、構造化データが正しく実装されているか確認します。
- エラーや警告がないか
- プレビューが期待通りに表示されるか
- すべてのフィールドが正しく記述されているか
26. JSON-LDフォーマットの使用
Googleが推奨する構造化データのフォーマットはJSON-LDです。HTMLのhead内に<script type="application/ld+json">で記述します。
重複コンテンツと内部リンク(項目27〜30)
27. 重複コンテンツの排除
同じまたは類似のコンテンツが複数URLに存在すると、検索エンジンの評価が分散します。
- canonical URLで正規版を指定
- パラメータによる重複をrobots.txtまたはnoindexで処理
- コンテンツの統合・リダイレクト
- プリントページやモバイルページの重複をチェック
28. 内部リンク構造の最適化
内部リンクは、サイト内でリンクジュース(ページの評価)を分配する重要な仕組みです。
- 重要なページにより多くの内部リンクを向ける
- アンカーテキストに関連キーワードを使用する
- 孤立ページ(内部リンクがないページ)を排除する
- リンク階層を3クリック以内に収める
29. サイトアーキテクチャの設計
論理的なサイト構造は、クロール効率とユーザー体験の両方を向上させます。
- フラットなURL階層(深すぎない)
- カテゴリ → サブカテゴリ → 個別ページの明確な構造
- ピラーページとクラスターコンテンツの関係性
- グローバルナビゲーションとフッターリンクの最適化
30. 定期的な監視とメンテナンス
テクニカルSEOは一度設定して終わりではありません。継続的な監視が必要です。
月次で確認すべき項目:
- Google Search Consoleのエラーレポート
- Core Web Vitalsスコア
- 新規404エラー
- インデックスカバレッジの変化
- サイト速度の推移
- セキュリティの問題
四半期ごとに実施すべき項目:
- 包括的なテクニカルSEO監査
- 構造化データの検証
- 内部リンク構造の見直し
- 競合のテクニカルSEO分析
**DexterGPT**なら、テクニカルSEOの問題を自動的に検出・修正。定期的な監視もAIが代行し、問題が発生した際は即座に通知と修正提案を提供します。技術知識不要で、SEOの全プロセスを自動化できます。
まとめ
テクニカルSEOは、SEO戦略全体の基盤です。この30項目のチェックリストを定期的に確認し、問題を早期に発見・修正することで、コンテンツSEOやオフページSEOの効果を最大限に引き出すことができます。
特に2026年では、Core Web Vitals、モバイル対応、構造化データの重要性がかつてないほど高まっています。テクニカルな基盤がしっかりしていなければ、どれだけ優れたコンテンツを制作しても、その効果は限定的です。
定期的な監査と継続的な改善で、テクニカルSEOの健全性を維持しましょう。
関連記事:
SEOを自動化しましょう
テクニカルSEOのエラーをワンクリックで発見し、オーガニックトラフィックを飛躍的に向上させます。
SEOを自動化しましょう
テクニカルSEOのエラーをワンクリックで発見し、オーガニックトラフィックを飛躍的に向上させます。